日本国内生産をしているトイレットペーパーがなぜ品薄なのか?
いつも山積みされているスーパーやドラックストアのトイレットペーパースペースが、カラ。
そんないつもとは違う状況を見ると、日本国内で生産されていると言われても、焦りますよね。
正直、私も焦りました。
トイレットペーパーのストックはあって、ティッシュペーパーのストックがない・・・。
(ティッシュペーパーも連動して品薄・・・。)
むー。困った。なんてちょっと不安に駆られます。
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トイレットペーパー日本国内の生産業者は?
考えてみればトイレットペーパーですが、再生紙を利用で製造もしています。
新聞紙や段ボール、牛乳パックは当たり前のようにあるので、トイレットペーパーの供給が急にストップする・・・ということは考えにくいでしょう。。
しかも日本の古紙回収率は、世界と比べても非常に高く2014年の統計では79%になっています。
出典:http://www.mlit.go.jp/common/001198493.pdf
トイレットペーパー製造会社を調べてみたら、その数約135社。
その会社の生産がすべてストップする、ということは考えにくいと思います。
気になる方は、生産会社 こちら を確認
※別ウィンドウで開きます。
トイレットペーパーの生産数は?
衛生用紙(トイレットペーパーやティッシュペーパーなど)生産量の推移がこちらです。
http://2nd.nonosan37.com/wp-content/uploads/2020/03/ice_screenshot_20200304-095052.png
上図は、トイレットペーパー以外の生産数も含まれています。
トイレットペーパーの1ロールが約150g程度なので、十分な量が生産されているのが分かるかと思います。
静岡県富士市の丸富製紙では24時間体制で #トイレットペーパー を製造しています。
店頭では、お客様の集中により一時的に品薄になる可能性もありますが、十分な供給量・在庫が確保されています。皆様方の冷静なご対応をお願い致します。 pic.twitter.com/rQWZQW6ZA1— 経済産業省 (@meti_NIPPON) March 3, 2020
ではなぜ品薄なのでしょうか。
品薄な理由
「品薄の理由は、注文が殺到しすぎて物流が間に合っていない」
ということでした。
要は、急にみんなが爆買いし始めたので、通常とは違う流れが起こったわけです。
例えば、ドラックストアやスーパーの発注者は、通常であれば毎日5-6個程度注文すれば間に合っていたトイレットペーパーがいきなり品薄になって20個注文。通常の4倍程度注文したりします。
そうすると、トイレットペーパーを扱っている発注を受けた問屋さんは、お店に品物を届けようとトラックに乗せようとします。
がしかしながら、通常5・6個しか乗せるスペースしかとっていないので、20個乗せられない。
ということが起こっているのです。
もちろん、トラックの数を増やしたり、という対策をしていると思いますが、そんな急には手配するということは、難しいですよね。
車で言うと、渋滞 と同じことが起こっているわけなんです。
こんなことがどのお店でもどの問屋さんでも起こっていたら、
それは届きませんよね。(´ー`*)ウンウン
調べてみると、札幌市内は、みな冷静な対応をしている様子。
ティッシュや生理用品が品切れしているお店はあまりないようです。
出典:https://twitter.com/hari012012/status/1234907802579001344
トイレットペーパーの使用量は?
日本トイレ協会の発表によると、1回の平均使用率は80㎜。
一日量の平均だと女性12.5m、男性3.5mだそうです。
4人家族で1か月16ロール(1人1週間1ロール)が目安ということですね。
今ある在庫で、家族分がどのくらい利用するかを考えて、購入しなければいけないのかを考えましょう。
まとめ
トイレットペーパーは、あと1・2週間程度(3月の2・3週目)で通常どうり店頭に並ぶということです。
くれぐれも今ある在庫で足りるかどうか、考えながら購入を検討しましょう。
もちろん適切に使うことも忘れずに。
追記:除菌スプレー
ペット用品だけど、人間のインフル、また、ノロ対策にも使えるという除菌スプレー。
新型コロナ用ではないけれど、除菌はできるし安全安全に使えるのでいいカモ。
リンクを張っておきます~☆