4、5年前のテレビで見たことがあるのですが、再びNHKが、サクラダファミリアを修復している日本人を特集するらしいです。
サクラダファミリアは、修復が終わらないのではないかといっていましたが、どうやらその修復2026年に完成する様子。
というわけで、サクラダファミリアの彫刻家『外尾悦郎』さんについて、調べてみました。
未完成の教会サクラダファミリアで修復している日本人
サクラダファミリアは、建築家であったアントニ(アントニオ)・ガウディが生涯をかけて取り組んだ、未完成の教会。
1882年に着工し、翌83年にアントニ・ガウディが主任建築家として就任。不慮の事故でガウディが1926年に亡くなってからも、その志を受け継ごうとする人たちによって着々と工事が進められた。
138年以上たってもなお、その志が受け継がれているというのは、想像を絶しますね。
ガウディという人のスケールの大きさに圧倒されます。その志をもっとも受け継いだと言われている人が「外尾悦郎」さん。2013年にアートディレクターに任命された人物です。
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「外尾悦郎」さんとバルセロナ
外尾悦郎 (そとお・えつろう)
1953年 福岡県生まれ
外尾さんは、バルセロナにやってきたのが1978年。サクラダファミリアが公認した彫刻家は今まではいなかったとのことで、その立場を自身で確立した人物。
京都市立芸術大学の彫刻科を卒業後は非常勤講師として働いていたそうです。3か月の旅の最中にふと目にした工事用の石。これで魅力的な仕事だった教師の仕事から、彫刻家へ転身のきっかけとなったようです。
出典:http://kousin242.sakura.ne.jp/wordpress/aaa/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E4%BD%9C%E5%AE%B6/1997-2/
思い立ってのバルセロナ
当時は、サクラダファミリアも観光スポットとなっておらず、外尾さん自身もサクラダファミリアというのもそれほど知らなかった様子。
教師を辞めた後にフランスに向かい、全く興味が持てなかったのでドイツに向かおうとしたけど、あったかい地方に行きたくなり、バルセロナ行きの電車に乗ったというエピソードが出てきました。
なんだか、破天荒な人ですね。
こういう人、私、嫌いではありません笑)
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イワシとトマトとワインと
バルの建ち並ぶ一画があって、イワシとトマトとワインに出会った。人のたむろする雑然とした店に惹かれて、そこにしばらく滞在することに決めたという。
イワシとトマトとワイン in バルセロナですか!
素敵な響きですね。そんな理由からバルセロナに滞在することになり、サクラダファミリアに出会ったそうです。
そこで運よくガウディの直弟子だった当時の主任建築家、プーチ・ボアダに雇われたのが始まり、今に至っているのですね。ちなみに、外尾さんは2000年には「生誕の門」を完成させ、ユネスコの世界遺産に登録されています。
外尾さんが出ているネスカフェのCM
調べてみて気づいたんですけど、外野さん、ネスカフェのCM出ていましたね!
まとめ
如何でしたでしょうか。
サクラダファミリアで働いている日本人は、「外尾悦郎」さん。
今は、アートディレクターとして、サクラダファミリア建築に携わっている人でした。