年末が近くになったなぁと実感する瞬間は、年間のまとめ番組が多くなること。
そんなまとめ番組の中でも、いいなっておもうのはワールドビジネスサテライトのトレンドたまご年間大賞です。WBSのワールドビジネスサテライトは、アイディア商品やはっと目を見張るような製品が出てきて面白い。
考える人は考えるんだなーと感心してしまいます。
そんな略してWBSの、トレンドたまごの大賞に輝いた製品をちょっと調べてみました。
出典:https://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/toretama2018/001.html#ttTitle
2018年トレンドたまご年間大賞【なんでも真空パック】とはどんな製品?
大賞に選ばれた【なんでも真空パック】。
本当に何でも真空にしてしまって、しかもくるむ製品の形状を保ったまま、真空パックにしてしまうという製品。
何が画期的って、
- 豆腐もOK
- 柔らかい刺身もOK
- いくらさえOK
- もちろん固いウニでもOK
- 厚みを選ばずOK
ってところ。
いくらを真空パックして見せていたが、これもひとつぶひとつぶきれいにそのままの形状で真空パックされていました。
一瞬目を見張ってしまいます!
左が従来の真空パックで、右が今回の「なんでも真空パック」です。
出典:https://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/toretama2018/001.html#ttTitle
ちなみにこの真空パックで使われている包装は、「ハイミラン樹脂」と呼ばれるもので、強度と伸縮性を併せ持つものです。
1969年代から開発されているもの。もともとゴルフボールのコーティングに使われているものだったけれども、新たに食品の真空パックにつかえるように開発したとのことです。
ちなみにスキンパック包装とも呼ばれています。
どんな利点がある?なんでも真空パック
なんでも真空パックですが、3つの利点があると言います。
まず1点目は、真空包装により、シェルフライフの向上に大きく寄与すること。
2点目は、フィルムは内容物にジャストフィット・完全密着しドリップを抑制するため、うまみを維持することができます。また、外観の向上も期待できます。
3点目に、内容物にフィットするのもそうですが、トレーに固定することもできるので、いままで平置きされていたものを盾陳列することも、吊り下げて陳列することもできます。省スペース化につながり、展示物の訴求力向上にもつながっていきます。
出典:http://www.mdp.jp/2016/10/tokyo_pack_2016_1.html
そんな【なんでも真空パック】を制作した三井デゥポン・ポリケミカルとは?
三井・デュポン ポリケミカル株式会社は、日本を代表する総合化学会社である三井化学株式会社とサイエンス・カンパニーとして世界をリードする米国デュポン社による合弁会社として、1960年12月に設立
合弁会社だったんですね。
技術が合わさって、こんな素晴らしい製品を出したんですね。
まとめ
平成最後のWBS、253作品の中から選ばれた2018年トレンドたまご年間大賞は、
【なんでも真空パック】
でした!
余談ですが、3年位前サマーズの番組に出てきた大江さんと、とれたまに出ている大江さんの顔が違うような気がする。。。
別人かと思ったくらいでした。